ファニースクールでの生徒との接し方
子どもたちの学びを支える塾業を生業として早12年。
最初はどうコミュニケーションをとることが一番なのか試行錯誤する日々を過ごしていました。もちろん失敗もたくさんして、落ち込む日々もありました。
学習塾は、ただ勉強を教えるだけでなく、自分で考え、学ぶ力を育てる場所として注目されています。だからこそやる気を持って挑んでもらう事に一番神経を刷り切らして、生徒と向き合っています。ここでは、当校での接し方のポイントをわかりやすくお伝えします。
親子間でなかなかコミュニケーションが取れていないという場合に少しでも参考にしてもらえたらと思います。
すぐに会社を辞めない社会人にするために
メンタルを病む人の3か条は
「真面目すぎ」
「優しすぎ」
「考えすぎ」
です。心理学によると「他人の気持ちを考えすぎる人」ほど、落ち込みやすいそうです。
でも、この世の中には「優しい人」ほど、「都合のいい人」になりやすい。
ある程度、牛の様に図々しく生きていく事も人生には必要です。
知り合いのお子さんは小さい時から「怒らない教育」をしていましたが、小学校2年生で登校拒否になってしまいました。今まで怒られた経験が無かったがゆえに、他人との壁に悩まれているようでした。
以前講演を聞きに行った花丸研究会の先生は「子供が泥船に乗っていて、沈みそうだと思っていてもある程度助けずに見守る位がちょうどいい」と言っていました。あまりにも親がすぐに助け舟を出してしまうと、問題解決能力が身につかず、独り立ちしたときに本人が一番困ってしまうからとのことでした。
逆に、小さい時から怒鳴られ、怒られすぎると他人の気持ちを伺ってしまい自分の意見を言えなくなってしまった友人がいました。先ほどの「都合のいい人」候補生です。
何事もバランスが大事という事です。
昔よりは今の方が、親子間のコミュニケーションは取れていると思います。
「自分の好きな事をやって生きてほしい」という願いを込めて「自由に好きなことを」とか「怒らない教育」をモットーにしているご家庭もあるかと思います。
でも当たり前の事ですが駄目なことをしたときは、しっかり怒っていいと思います。でも頑張った時はしっかり言葉に出してほめる。お父さんも「お母さんから聞いたよ、頑張ったね」と。そうして、駄目、良いの線引きを少しずつ覚えていく。
じゃないと、将来退職代行をして1日で会社を辞める社会人になるかもしれません。
特に中学生の生徒に対して大切なのは「尊重」
多感な中学生に対して、一番大切なのは「尊重」する事。
以前、アンケートで一番尊敬できる人は誰ですか?というアンケートを取ったことがあります。少しは私も入っているかと思ったのですが、結果は「お母さん」がダントツ1位でした。
「親と喧嘩した・・ムカつく!」と言っている生徒に「お母さんに言っている事は間違っていると思う?」と聞くと「いや、間違ってはないんだよなぁ。。。」と言っていました。
大人から、頭ごなしに言われるとたとえそれが正しい事だとしてもやっぱり反発したくなります。それは、今まで敷かれたレールを走っていて初めて自分の意志で色々決める場面が増えてきたのに、「ああだ、こうだ」と言われたら鬱陶しく感じてしまうからです。
「少しは私を尊重して、自分の意志で決めさせてよ」という思いが本音です。
私も開校当初は怒ってしまいたくさん失敗していましたが、今では「尊重」する事で、怒るようなシーンが無くなり、円滑に授業が進むようになりました。

とにかく世の中を面白がって生きる事が人生の栄養になる
勉強に必要な事は「興味を持つこと」です。
遊びと真逆な勉強が楽しければ、人生面白いことだらけ。
でもやっぱり「得意」じゃないと「面白くない」。
だから、日々できない事を出来るようになって「得意」を増やして言ってもらいたいなと思っています。
「成功」の反対は「失敗」ではなく、「何もしない事」
テストの点が取れなくて悔しい!っという気持ちをなくす為にはどうすればいいか?
それは「何もしない事」です。
子供にはそんな成長する事からかけ離れた人生を送ってもらいたくないですよね。
だからこそ、やらなければだめだっ!というよりは、間違ってもいいからやってみてごら
んという精神で生徒には接するようにしています。
間違ってもいいという気持ちで挑む事によって逆に肩の力が抜けて、パフォーマンスが上がる事も良くあります。
眠そうな生徒には逆に「寝ていいよ」というと、逆に目が覚めて集中しだす事も多いです。
その時は虫の居所が悪かったという事もありますし、体調が悪い日もあると思います。
ですので、あまり過度な「チャレンジの押し付け」は控えつつも、生徒の状況を加味しながらサポートをこれからも続けていこうと思っています。




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